(ROSでのPCLのインストールは簡単です。
$ sudo apt-get install ros-diamondback-point-cloud-perception
だけ。ROSでは/usr/とかにインストールしないので、以下のインストール方法と競合はしません。)
相変わらず環境はUbuntu 10.04です。
http://pointclouds.org/downloads/linux.html
sudo add-apt-repository ppa:v-launchpad-jochen-sprickerhof-de/pcl sudo apt-get update sudo apt-get install libpcl-1.1-dev
以上でおしまいです。
簡単ですね。
ではまずこれをやります。
Writing Point Cloud data to PCD files (ポイントクラウドデータをPCDファイルに書きこむ)
まず以下の内容をpcd_write.cppというファイル名で保存します。
で、次のようなCMakeLists.txtを作成します。
$ cmake .とするとpcd_writeという実行ファイルができるはずです。
$ make
$ ./pcd_writeして、以下のように表示されればOK
$ ./pcd_write
Saved 5 data points to test_pcd.pcd.
0.352222 -0.151883 -0.106395
-0.397406 -0.473106 0.292602
-0.731898 0.667105 0.441304
-0.734766 0.854581 -0.0361733
-0.4607 -0.277468 -0.916762
test_pcd.pcdというファイルができているはずです。
中身は
# .PCD v.7 - Point Cloud Data file format
VERSION .7
FIELDS x y z
SIZE 4 4 4
TYPE F F F
COUNT 1 1 1
WIDTH 5
HEIGHT 1
VIEWPOINT 0 0 0 1 0 0 0
POINTS 5
DATA ascii
0.35222197 -0.15188313 -0.10639524
-0.3974061 -0.47310591 0.29260206
-0.73189831 0.66710472 0.44130373
-0.73476553 0.85458088 -0.036173344
-0.46070004 -0.2774682 -0.91676188
のようになっています。
たんなる3次元座標ですね。この他にも色情報を含んだPointXYZRGBなど、さまざまなタイプがpcl/point_types.hに定義されています。
pcl::PointCloudクラスはwidthやheightを持ちます。これは画像のアナロジーになっているみたいです。
Kinectでは距離画像(画素が距離情報の画像)を取れるので親和性が高いのでしょう。
is_denseはTrueの場合にNaNやInfが値として入っていないことを保証するようです。
あとstd_msgs::Header型のheaderという変数も持ちます。これはROSのものと同じ型です。
ROSに依存していないのになぜこれが使えるかというと、
/usr/include/pcl-1.1/の下にstd_msgsとsensor_msgsがインストールされているからです。
非常に気持ち悪いですね。
あとは
pcl::io::savePCDFileASCII関数でファイルに出力しています。非常に簡単ですね。
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